Mac OS X に Ruby on Rails をインストールする

自宅の Mac OS X TigerRuby on Rails をインストールしてみました。
MacPorts をインストールして、そこからRuby周りを整備します。

MacPortsのインストール

#予め、Xcode Toolsをインストールしておく必要がありそうなので、まだの人は、まずそこから。
MacPortsは以下からダウンロードします。.dmg をダウンロードすれば、GUIインストーラなので楽チンです。

http://www.macports.org/

MacPorts は、/opt/local/bin/ にインストールされるので、パスを通しておく必要があります。

$ vi ~/.bash_profile

で、

export PATH=/usr/local/bin:/opt/local/bin:$PATH

としておきます。

とりあえず MacPorts を最新版にしておいた方が良さそうなので、以下のコマンドで最新版にします。

$ sudo port -d selfupdate

Ruby最新版を入れる

Mac OS X Tiger には、はじめからRubyが入っているのですが、バージョンが最新版でないかもしれないので、確かめます。

$ ruby -v

私の環境(10.4.9)では、1.8.2 (2004-12-25)と出ました。

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発」によると、TigerにインストールされているRuby 1.8.2は、いくつか問題があるそうです。やはり、正常な環境を整えるためには、MacPortsなどからRubyを再インストールする必要がありそうです。

MacPortsでインストールできる最新版は、以下のコマンドで見れます。

$ port list ruby

最新版は 1.8.6 のようですね(今日時点)。
MacPortsから最新版をインストールしてみます。

$ sudo port install ruby

他にも依存性のあるものを、いろいろとアップデートしてくれます。

RubyGemsのインストール

RubyGemsは、Rubyのパッケージを管理するものです。Perlで言うところのCPANみたいなものでしょうか。
こちらも、MacPortsからインストールしてみます。

$ port list rubygems

とすると、なにも表示されないので、検索してみます。

$ port search rubygems
rb-rubygems                    ruby/rb-rubygems 0.9.2        a package management framework for Ruby

とでました。これをインストール。

$ sudo port install rb-rubygems

とすると、依存性の関係からか、Perl 5.8.8 もインストールしようとします。何となくイヤだったので、今回は MacPortsからのインストールはしないことにしました。

RubyGemsのインストール(ソースから)

RubyForge から、ソースをダウンロードし、
http://rubyforge.org/

sudo ruby setup.rb

で完了です。

Railsのインストール

rubygems からインストールします。

$ sudo gem install rails --include-dependencies

以上。

この本買いました。

MVCフレームワークの基本についてちゃんと勉強したかったので、まずは Ruby on Rails をこの本で勉強します。

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発